世界各国で、新年を祝うイベントが行われました。
日本より4時間早く新年を迎えたニュージーランド。最大の都市、オークランドにある高さ328メートルのスカイタワーから、花火が勢い良くあがりました。
オーストラリア・シドニーでもハーバーブリッジを大がかりな花火が彩り、150万人がその美しさに酔いしれました。
中国ではお寺に住民およそ200人が集まり、重さ46トンという巨大な鐘をつきます。およそ600年前に作られたいにしえの鐘の音を聞いて、人々は新しい年の幸せを願っていました。
台湾にある世界で2番目に高いビル「台北101」ではカウントダウンが行われ、2012年の幕開けとともに、高さ509メートルのビルから花火が一斉に吹き上がりました。その数およそ3万発。火事にならないのか、心配になってしまうほど派手なお祝いです。ビルの前には大勢の人々が詰めかけ、花火が打ち上がるたびに歓声が上がっていました。
アラブ首長国連邦、ドバイでは828メートルという、世界一の高さを誇るビル「ブルジュ・ハリファ」では新年を迎えた瞬間、ビルに仕掛けられた花火が一斉に上がりました。世界一の高さから打ち上げられる花火は圧巻です。
去年は、記録的な洪水被害を受けたタイの首都バンコク。「微笑みの国」の僧侶が一同に集まり、新年の祈りを捧げていました。
7月に、オリンピックの開催を控えたロンドン。打ち上げられた花火が、市内を真っ赤に照らします。シンボルの時計台ビッグベンからも・・・。オリンピックは7月27日に開会式を迎え、8月12日まで熱い闘いが繰り広げられます。
地球の裏側、ブラジルのリオデジャネイロです。季節も日本とは真逆。真夏の年明けとなりました。新年を迎えた瞬間、海から一斉に花火が打ち上げられ、会場はカーニバルのような盛り上がりでした。(01日16:43)