例年「干支と相場」的な記事を書いてきたのですが、今年は書きませんでした。書けなかった、のかもしれません。配信してくださるor掲載してくださるところがなかったためです。このあたりにも証券周りの環境の厳しさを感じます。。。(いや、私個人の筆力のせいなのかもしれませんけれども)
昨年のはこちら
http://www3.stockweather.co.jp/catalystsignboard/2011/01/post_1930.html
「今年は干支の話をする人がいない」と皮肉まじりにいう方は、
卯は跳ねると言ってたけどさっぱりじゃあないか・・というのが理由になっているようです。
11月から仕手株は「跳ね」ていたかもしれませんが、
全般はぴょんぴょんとは行きませんでした。
ただ、「夕焼け」では年始、
「兎は前足が短く、上り坂は得意だが、下り坂にはめっぽう弱い」とうかがっていました。
それと 「辰巳天井」って、なんかねえ、その後暴落しちゃうみたいで使いにくいかもしれません。
こんな位置で天井 ってねぇ。。。
でも、一応 十二支で見ておきましょうか。
2012年は「壬辰(みずのえたつ)」。
「壬」という時には「陰がきわまって陽が生ずる」との意味があるそうです。
象形文字で、織機の中の糸巻き心棒の形がもとで、この中央に糸が巻かれてやや膨れた形を現しているそうです。
2011年「辛」は草木が枯れて新たな世代が生まれようとする状態でした。
それに続く、種をはらんだ状態、妊娠の「妊」に通じるそうです。
ん~、まだ生まれてはいないのね。
世界の動きと考えると、今年は確かに新しいものが生まれようとして古いものを焼き払ったと言えるでしょう。ジャスミン革命から続く動きは大きなうねりでした。
「辰」という文字は、淡水にすむ二枚貝から出来ているそうです。
転じてその貝殻でできた土をやわらかくする道具。
一生を表わす十二支で見ると5番目で、
動いて伸びる、整う との意味だそうです。
「卯」が茂る意味だったのに・・・とも思いますけれども。
辰年だからあがる なんて決して言いませんけれど(^_^;)、
種が膨らむ、二枚貝で開墾するようなマーケットになりますように。
みなさま
佳いお年をお迎えください。