jojuさんのブログ

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昨年の想定外(想定外は期待から生まれ不可避?)

 昨年の想定外は、ドイツ首相(メルケル)がホントにお馬鹿、経済音痴だったこと、かつドイツの専横だけでEU全てが引きずられたことでした。

 

 政治は確かに経済に大きな影響を与えますが、読めないわけではないと思います。

 利害関係、力関係、政策動向を時系列に追っていけば、ある程度は読めるはず!、、、いや、読めるのでは?(ぽりてかるマクロ分析)、と思う次第。
 決して、訳分からんではない、と思うのです。
 
 読みが外れた時は、訳分からんという心境になりますし、ドイツ首相がホントにお馬鹿だと分かった時はそういう心境になりましたよ、確かに (--;

 当初は、マスゴミ迎合、大衆迎合で馬鹿のフリをしてるだけかと思ってましたから。
 アメリカが、あれだけ不良債権処理のお手本みたいなのを見せてくれたのだから、危機がある程度高まったところでは、それをテコに国民説得、不良債権処理をちゃんとやるだろうと思ってたのです。


 

 このように訳分からん、想定外となってしまった原因は、つらつら振り返るに、潜在的な期待、希望が心の中の確率にバイアス、偏りを与えてしまったためでしょう。

 

 想定外を無くすには期待、願望を100%無くして中立的な分析に徹しなければいけないのです。

 それは言うは易く行うは難しです。

 それが出来ると浅はかに考えるヒトは、ファットテールのトラップにかかるまでアクテブ運用を続ければ良いし、出来ると考えるのは愚かだと諦観するヒトは早々にパッシブ運用に切り替えるべきでしょう。

 バフェットのようにアクテブ運用で生き残り、大成功するヒトが極めて低い確率ながら存在出来ること、、これがアクテブ運用の落とし穴(無駄骨折り)にはまるヒトが後を絶たない理由です

 追加納税たる宝くじ購入にはまるヒトが無くならない、大量にいるのもこれと同じ原理。

 高くじと異なり、株式投資は長期的平均収益がプラスではありますが、、、(アクテブ運用にはまって無駄骨折りになっても長期的に見て損失を被る確率は小さい、証券手数料を稼がせつつパッシブ運用より低めの収益率に収れんしていく、、、過度なレバレッジをかけてない限り)。

 

 で、当方が次に、訳分からん、になるとしたら、ドイツ首相が突然賢くなる時でしょう(やっぱり馬鹿のフリだったのね、、という時)

 懲りてないのです、お馬鹿なのです、人間に欠点はつきものなのです(--;

 

(補足)

 パッシブ的行動=ローリスクローリターンのヒトばかりになると、(投資・生産の両サイドでエンジンがかからないので)優良企業は生まれず、経済成長は停滞し、社会の進歩も停滞する、、これも一面の真理なのですね。

 愚かであれ、馬鹿者であれ、青年よ大志を抱け、ということです。

 ちなみに、この場合の大志とは、野心(のごころ、野性のこころ、エゴ)でなく、少しでも社会を良くしようとする志(こころざし、ヒト(士)の心、理性の心)と理解。 個人・企業の利益と社会の利益は、中長期視野では一致してしまうからです。

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