マルニ木工 「100年使える家具」を

AAI Fundさん
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 ≪木のぬくもり、心地よさ≫

 生活に密着する木のぬくもり。職人の思いが込められた丁寧な意匠。木工家具がもつ良さや伝統をそのままに、新たな挑戦を続けているのが「マルニ木工」(本社・広島市佐伯区)だ。クラシック家具のトップメーカーでありながら、世界のデザイナーとコラボレーションを進めたり、「日本らしい新定番」を世界に発信したり…。東京・日本橋のショールームで、実際の家具に触れてきた。

 ■80年以上の伝統

 問屋が多い東日本橋でひときわ目立つ大きなガラス窓の向こうに、いすやソファ、テーブルなどの家具が並ぶ。

 「今年5月に地下もリノベーションしてショールームにしました」と、広報担当の大山こずえさん。地下と1階はマルニ木工が世界に発信する新定番「マルニコレクション」が中心。2階と3階には主に、スタンダード家具やクラシック家具が置かれている。

「創業84年目のマルニ木工はもともとクラシックの洋家具を生産していましたが、2004年から、これまで培った技術を生かし『日本の美意識』にこだわった『nextmaruni』プロジェクトを始めました」(大山さん)

 若い世代が好むデザインには、アンティークもあればモダンもある。細かい要望に応えるため、ジャスパー・モリソン氏(イギリス)やハッリ・コスキネン氏(フィンランド)ら世界の一流デザイナー15組と3年にわたりコラボ。この挑戦は、どちらかというと緻密なつくりが得意だったマルニ木工に、大胆さや遊び心をもたらした。

 ■デザイナーとコラボ

 この流れから生まれたのが、08年から始まった「HIROSHIMA」シリーズだ。デザイナーの深澤直人氏のデザインによる木製いすやテーブルは、今やマルニ木工の代名詞ともなっている。

 「私たちのものづくり…溶けていくようななめらかな精緻な部分と、深澤さんのデザインが融合しました」と大山さん。「HIROSHIMA」のほか、30~40年愛されてきたクラシック家具の中から、深澤氏が選んだいすやソファを現代風に作り直した「トラディショナルシリーズ」なども好評だ。

こうした「長く愛される」ものづくりこそ、マルニ木工がこだわってきたポイントだ。「家具に最適な材料は木材だと信じています。暮らしを共有していける自然素材として、長く使ってもらいたい」と大山さん。家具には100年たった木が使われるだけに、次世代の木が育つまで100年以上は使い続けてほしいと願う。実際に長く使う人も多く、何十年も前に販売した家具のリフォームの仕事もよく持ち込まれる。

 「木枠さえしっかりしていれば、家具はずっと使える。むしろ経年変化で味わいが出るんです。長く使ってもらい、当時の職人も喜んでいると思います」

 東京ショールームでは小売りはしていないが、その分時間をかけて使い心地を体感できる。フラワーアレンジメントや料理のワークショップを開き、家具に興味のない人にいすやテーブルを使ってもらうことも。

触ってニッコリ

 「『HIROSHIMA』シリーズのいすをみると、お客さまはいすの背を触って、『思った通りね』とニコッと笑ってくれるんです」と東京ショールームの増村佐和子アドバイザー。手仕事が感じられるところに心地よさがあるのではないか、と分析する。

 「私たちメーカーがいくら100年使ってもらいたいと思っても、お客さまがそう思わないと完成しません。暮らしの中に溶け込んで残っていく家具を作っていけたら」と大山さん。家具の一つ一つから、職人の誇りと愛情が透けてみえた。






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