底値固めに手間取る



NYはお休みだったので、日経平均は様子見ながらおっかなびっくり。前場はあげたが、後場は怖くなって戻してしまったようだ。終値13635も、安値13627も、日足基準線13578を切らなかった一方で、長い上髭をつけて超小幅上昇にとどまった。日足のMACDもマイナス圏ながら上昇中、日足のボリンジャーもせばまってきているので、さしあたり日足レベルでは、下降一服して上方向を試す動きになりそうだが、どこまで戻せるか。2月4日の戻り高値13889を超せるかどうか。超せれば目先の底を確認したといえるであろう。ここが目先の焦点だ。週足、月足はまだまだ下降トレンドがきついので、これを跳ね返していく勢いがあるかどうか。
 為替の動きも、読みにくくなっている。週足、月足はやはり明確に円高トレンドなのだが、日足は基準線を円安方向へ少し超え、ボリンジャーは、ぐっと狭まってトレンドの転換を示唆している。とはいえ、週足月足はまだ明確に円高方向であまり変わっていない。
 これを総合すると、どうもまだ短期的な戻りの域をでないような感じだ。結局アメリカ経済の先行きをどうみるか、市場が揺れているのだろう。でも基調はまだ悲観的とみるべきだろうか。 
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