ビールマンさんのブログ
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損切について
「安く買って、高く売る」が投資の基本と言いつつ、何故「損切」を推奨するのでしょうか?「損切」とは「高く買ったのを安く売る」のではないでしょうか?
時価会計を導入すれば、貸借対照表では取引は「資産」の変更であって、総資産(総資本)は増減しません。
「含み損(益)」と言う概念はなくなります。「損切」の概念もなくなります。
「損切」で「損の確定」の発想ではなく、取得時の想定と違ったら売却することはあると思いますが、そうで無いなら持っていると値上がりするのではないでしょうか?
私は損切という発想の取引はしないことにしています。
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難しくてよく分かりません。申し訳ありません。
私も偉そうなことは言えません。この年になってやっとわかりかけてきたところです。
Rikuさんは若いからこれからが楽しみですね。
商習慣を利用した売買と統計の期待値に賭ける売買に関しては売買を行う際にはまったく評価を行わず一定条件になれば流れ作業的に建ち落ちをします。
評価はそのやり方を恒常的に続ける商いのやり方として採用するかどうかを判断するときとほかには統計を利用するなら定期的な見直し際、商習慣のほうは商行為の関連ルールが変更されたときにしかしません。
個々の商いの損益に関してはやってみないと分からないとしかいえないものの、一定のやり方を反復して行えば利益が残ることが前者は制度やそれに縛られている慣習が、後者は統計上の期待値が裏づけにあるので余計なことが出来ません。
この手合いは含み損のポジションを処分する場合でも損切り(ロスカット)という表現はせず手仕舞い(ポジションクローズ)という傾向はあるようです。
状況を利用するやり方は思惑が入る余地があるので評価をする人もいると思います。
それでもすでに損失を抱えている以上は投機を行った者の行った評価はすでに誤りです。
仮に評価が適正だったとしても対処が誤りです。
その後に適正な評価と対応が可能であり、それが示唆するものがポジションの維持というのであればそうする場合もあるかもしれません。
その場合であっても一定以上の損失を被ると再起が難しくなるので投機の場合損切りは必須です。
厳密に言えば異なりますがこの場合にはその時「損をしているか(損切)、益があるか(利確)」以外に行動の物差しはありません。
これが投資であれば投資対象の評価額が下がろうとも運転さえ続けばキャッシュフローを生み出すのですから投機とは事情は異なると思います。
むしろポジションをなくすことでキャッシュフローを得る機会と権利を失うことのデメリットのほうが大きいでしょう。
「損が拡大する前に撤退する」と言うことは、「損が拡大する」と評価しているわけですよね。「損が縮小する」かも、「損が益に転化する」かも知れないですものね。
「その評価が大切」と言いたいのです。また、その時「損をしているか(損切)、益があるか(利確)」は行動の物差しではないと思います。
まだまだ勉強不足のため時価会計のことをちゃんと理解できていないみたいです苦笑 素人と甘んじることは卑怯かもしれませんが、文章の真意を汲み取れず失礼いたしました。
やはり投資をするのですから会計は必須ですね。足りない知識だとは思いながら難しそうで手をつけていません…企業の財務諸表などもちゃんと理解できるようにがんばってみようかと思います。
だめな銘柄はさっさと売って、有望な銘柄に切り替えるのは大切なことですね。
「損切」できなくて、「塩漬け」は最悪です。塩漬けは損を確定したくないからでしょう?認めたくなくても損はしているのです。時価会計で考えると「損切」でもなんでもなくて、「銘柄の切り替え」だけで気分は楽ですよ。
個人的には投入した資金で所有ないし利用できる財サービスによってキャッシュフローを得る行為が投資であるという認識でいます。
この立場で言えば得られるキャッシュフローの見積もりが事前の計画と大差がないならー多少悪くなってもー継続するべきだと思います。
対して「安く買って、高く売る」のは投機の基本だと思います。投機ならば商習慣或いはその行為に及んだ時点での状況を利用したも、或いは過去統計の一定期間の期待値に賭けたものでしょうから逆に行くということは商習慣を利用してもうまくいかない状況下にあるのか、状況そのものを見誤っていたのか、あるいは検証結果の期待値を得るために必要な行為でしょうから損が拡大する前に撤退する必要性があると思います。