ＮＹダウ大幅反発、１万２千ドル台回復

[arama-さん]

　２０日のニューヨーク株式市場は、アメリカとヨーロッパの経済の先行きに対する見通しがやや改善したことなどから大幅に反発し、ダウ平均株価は１万２０００ドル台を回復しました。

　２０日のニューヨーク株式市場は、ドイツの景況感を示す指標が大きく上昇したことやスペインの国債入札で利回りが大幅に低下したことなどから、ヨーロッパ経済を巡る危機感が一服し、取引開始から大きく値上がりして始まりました。

　朝方に発表された１１月のアメリカの住宅着工数が市場予想を大きく上回ったことで、アメリカの住宅市場の回復に対する期待が高まったことも、株価の上昇につながりました。

　ダウ平均株価は結局、前日の終値に比べ３３７ドル３２セント高い１万２１０３ドル５８セントと大きく反発しました。これは今月では最大の上げ幅で、終値として１万２０００ドル台を回復したのは今月１２日以来です。（21日07:32）