オリンパス増資、大株主が強く反対

arama-さん

 オリンパスの大株主であるアメリカの投資ファンド「サウスイースタン」は、高山社長らが検討している資本増強策について、「不要であり承諾できない」と表明し、これに強く反対しました。

 巨額の損失隠しが発覚したオリンパスは、15日に過去5年分の決算を訂正して発表しましたが、経営基盤の安定性を示す自己資本比率が3月末時点の11%から4.5%と大きく低下したことなどから、高山社長は「増資を検討する」と表明していました。

 しかし、これに対して、発行済み株式の5%を握る大株主であるアメリカの投資ファンド、サウスイースタン・アセット・マネジメントは、「信頼を喪失した現経営陣による資本増強策は不要で、承諾できない」という声明を発表して、高山社長らに強く反発しました。

 サウスイースタンは、損失隠しを指摘して解任されたウッドフォード元社長が再び復帰することを支持しています。(19日18:14)

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