訳書がミリオンセラーになっている原書、
Steve Jobs
を取り上げ、同書を訳した井口(いのくち)耕二氏をゲストに迎えた「時の人の大ベストセラーを見栄でもいいから英語で読んでみませんか」というセミナーに出るためである。
今回、訳書を刊行した K社はオリジナルの版元・SIMON & SCHUSTERから版権を獲得するために、数億円の取得料を払ったらしい。
そうした大型案件であり、しかも世界同時発売であるため、翻訳をはじめ出版までの作業にかけられる日数は限られている。そうした条件下翻訳を誰の手に委ねるか、は言うまでもなく大問題である。
ジョブズ関連の訳書が既に数冊ある井口氏に、当然の如く白羽の矢が・・・、という生易しい事情ではなかったらしい。同氏自ら「訳書を出すのであれば、ぜひ自分にやらせてほしい」と事前に名乗りを上げていたのが決め手になったという。さもなければ他の翻訳家にまわっていた可能性が非常に高いという話には驚いた。
いつの時代も、何であれ、リスクを取って果敢に挑戦していく者に勝利の女神は微笑んでくれる(確率が高まる)のだろう、と改めて思う。ジョブズもそして井口氏も,またその一人であったように。
週末の昨日、日帰りで東京へ。こういう時,「のぞみ」は至極便利だねぇ。
3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
コメント,ありがとうございます。
リスクを取るにせよ,成果を挙げるには諸要因あってのことですよね,当たり前ですが。
苦労した人は、救われる、数少ない成功の例ですね。
リスクを取って果敢に挑戦していく者に勝利の女神は微笑んでくれる(確率が高まる)