オリンパスは中間決算を14日提出したことを受けて会見を開き、現経営陣を刷新する臨時株主総会を来年3月から4月に行うと発表しました。
オリンパスは15日、高山修一社長が、一連の問題で14日提出した中間決算報告書と過去5年分の有価証券報告書の訂正について会見を行いました。
この中で、高山社長は、自己資本比率が11%から4.5%まで減少したことについて、「大きな課題」と述べ、解消には他社との資本提携や業務提携なども視野に検討していくことを示唆しました。
また、経営体制や改革案などを提案する経営改革委員会のメンバーを発表し、委員に元最高検察庁 公判部長の河上和雄弁護士ら3人が就任したことを明らかにしました。
さらに、高山社長は、臨時株主総会を来年3月から4月に開くことを明らかにしましたが、「総退陣とは限らない」として誰が退陣するかは「経営改革委員会の判断に従う」としています。
(15日18:39)