最近の景況感を示す業況判断指数(DI)は、
景気判断の目安となる「大企業・製造業」が前回9月より6ポイント悪化してマイナス4となり、半年(2四半期)ぶりのマイナスに転じた。
欧州の財政・金融危機や超円高の進行で、企業は景気について慎重な見方を強めている。
「大企業・製造業」のうち、輸出が伸び悩んでいる「電気機械」のDIは前回より16ポイント悪化してマイナス21に落ち込んだ。
「大企業・製造業」のうち、輸出が伸び悩んでいる「電気機械」のDIは前回より16ポイント悪化してマイナス21に落ち込んだ。
「化学」も7ポイント悪化のマイナス6になるなど、
16業種のうち10業種が悪化した。
歴史的な円高や、タイの洪水による部品調達の遅れが景況感の悪化に拍車をかけた。