日銀短観 「大企業・製造業」で悪化

syu syu ichiさん
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日本銀行は15日、企業から見た景気動向を示す12月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表した。

 最近の景況感を示す業況判断指数(DI)は、

景気判断の目安となる「大企業・製造業」が前回9月より6ポイント悪化してマイナス4となり、半年(2四半期)ぶりのマイナスに転じた。

欧州の財政・金融危機や超円高の進行で、企業は景気について慎重な見方を強めている。

 「大企業・製造業」のうち、輸出が伸び悩んでいる「電気機械」のDIは前回より16ポイント悪化してマイナス21に落ち込んだ。

「化学」も7ポイント悪化のマイナス6になるなど、

16業種のうち10業種が悪化した。

歴史的な円高や、タイの洪水による部品調達の遅れが景況感の悪化に拍車をかけた。
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