民主党の前原政調会長は、デフレ脱却にむけて日銀の役割を強調し、政府と日銀が政策協定を結び金融政策を推し進めることが重要だという考えを示しました。
「政府と日銀があるアコード(政策協定)を作って、その目標に向かって協力をしていくということが大事なことではないか」(民主党・前原誠司 政調会長)
デフレの脱却について前原氏は、財政赤字を理由に「財政出動は限られたものになりつつある」として、金融政策によってデフレ脱却を目指すべきだとの考えを示しました。
その上で、「政府はデフレ脱却を優先させる意思を持つことが大事だ」と述べ、日銀と政策協定を結んで一致した金融政策をとる必要があると指摘しました。
また、野田政権が目指している消費税引き上げについて、「デフレ状態が続いたままで増税をするとトータルの税収は増えないのではないか」と述べ、デフレ脱却の重要性を改めて強調しました。
(14日18:16)