「自己負担なしでもパネルをつけることができる、そういったメニューを一部ご提示することができるところまできたと」(黒岩祐治 神奈川県知事)
神奈川県が掲げる「かながわソーラーバンクシステム」は、一般住宅向けの太陽光パネルを県が業者に一括で発注することで1世帯あたりの価格を抑え、パネルの設置を促進するものです。県は屋根の形状や材質、面積などによってメーカーや施工会社が異なる33のプランを定め、今月22日から住民からの相談や申し込みの受け付けを開始すると発表しました。
県は、設置費用の安いプランであれば、余った電力を10年間分売った代金で初期費用負担分はまかなえるため、理論上、自己負担金はゼロになるとしています。しかし、実際にかかる費用は住宅ごとに大きく変わる可能性があり、「自己負担なし」が実現するかどうかは不透明です。(14日20:36)