大王製紙の監査担当トーマツも調査へ

[arama-さん]

　金融庁は、前会長による不正借り入れ事件を起こした大王製紙の監査を担当する「監査法人トーマツ」に対して、監査業務が適正に行われていたか調査に入る方針を固めました。

　これは、大王製紙が過去に繰り延べ税金資産を過大に計上していたことなどが明らかになったためです。金融庁は、すでにオリンパスの損失隠し問題で「あずさ」と「新日本」に対して本格的な調査に入っていて、国内３大監査法人が監査の適正性を問われる異例の事態となっています。（14日22:20）