東京電力の西澤社長は、資金の確保に向けて原子力損害賠償支援機構に対し公的資金の資本注入を要請することも選択肢の1つだという考えを示しました。
「(Q.資本注入もひとつの選択肢?)いろんな手の中にはあると思いますけれども、いろんな手の中で最善の手を打っていきたい」(東京電力・西澤俊夫社長)
東京電力の西澤社長はこのように述べ、機構に対し公的資金による資本注入を要請することも選択肢の1つだという考えを示しました。
理由について西澤社長は、福島第一原発事故の賠償以外にも、燃料費の負担増などで資金繰りが悪化し、赤字になってきているとして、「当社の現在の経営状況は非常に厳しい」としています。
(13日19:56)