国土交通省は、凍結していた東京外郭環状道路=外環道の建設工事を再開することを決めました。
「(外環道の建設再開は)大きな経済的、あるいは国際的な成長戦略上の欠陥を早く解消するために」(前田武志 国交相)
前田国土交通大臣は、高速道路のあり方を検討していた有識者委員会による中間報告を受けて、外環道の建設を再開することを明らかにしました。
再開されるのは関越道と中央道、それに東名高速を結ぶ練馬と世田谷の間で、総工事費はおよそ1兆2800億円に上る見通しです。
東京外環道は1966年に建設計画が決まりましたが、地元住民の反対が強く、およそ40年間、工事が凍結されていました。国土交通省では、来年度の早い時期に本格的な着工に入る方針です。
(13日12:46)