先週末のNYダウの大幅上昇は、想定以上だった。
市場はEU首脳会議の結果に好評価したということにはなるのだが、セーフティネットの規模の不足、EU諸国が緊縮財政を今後、強力に進めるというマイナス側面を織り込んでいるとも思えない。
何れまた危機的な状況に陥ることは間違いないだろう。
いくら大きくても絆創膏は絆創膏で、根本的な治療では無い。
ただ目先、市場は楽観的な反応を示している以上、売り方としては、買い方が力尽きるのを待つのが安全だ。
餅つき相場の言葉もあるが、新年への期待が相場を押し上げる可能性はあるし、私自身、それを期待している。無理をせず、その水準を見極めて待ち伏せする。
実際にどこまで買いが入るのか、よく見極めることにしよう。
結論は、待ち伏せ水準に売り指値を入れて置きつつ、「様子見」。
買いの勢いを見ながら水準は調整。
つまらない結論だが、まあ無理はしないことだ。