おはようございます。昨年の晩秋から GBP/CHF でボロい場面が続きショーターとなったMickyです。
先週から今年最期の月である12月相場が始まりました。欧州関連のニュースに一喜一憂する状況になっていますが、果たして今月は騰がるのか下がるのか?今月は勝ち組トレーダーはバカンスモードに入り、閑散相場!動かないときには全く動きませんし動くときはバカみたいに動く。動くという事は儲かるということになるのですが、ここのところの乱高下の中、ここみん株でも様々な方がテクニカルを軸とした予想を立てていて大変面白く読ませていただいているのですが、私も予想してみました。
私の今回の予想は一種というか亜種のテクニカルです。
テクニカルというのはボリンジャーバンドであったり、一目均衡表であったりMACDに移動平均線等実にさまざまなのですが、結局のところ『過去のチャートから機械的に割り出した何らかのパラメータ』です。
したがって現状あちこちに存在するテクニカルでなくても『1月前が騰った場合の次の月が騰がる確立が過去10年では60%で、先月は騰がったから今月騰がる確立は60%』というのもテクニカルの一種といえます。
又、あらゆる世界で『単純故に実践的』という言葉が使われますが、この言葉の通り馬鹿みたいに単純な法則性から今月の相場状況を占うというのも時には面白いのではないか?と感じ、独特な見解を記していこうと思います。
ユーロは1999年の1月1日に仮想通貨として始まり、2002年の1月1日から実通貨として扱われるようになりました。そこで!今回は2002年以降の12月の上昇、下降と11月と比較してどうだったのか?について記します。意外なほどにある法則性が働いているので是非ご覧ください。
11月 12月 前月との方向性 前月とのボラ比
2002年 +71 +555 順 大
2003年 +409 +605 順 大
2004年 +450 +277 順 小
2005年 -114 +310 逆 大
2006年 +489 -123 逆 小
2007年 +147 -37 逆 小
2008年 -54 +1226 逆 大
2009年 +287 -680 逆 大
2010年 -984 +391 逆 小
2011年 -411 ? ?
表中の数字は全てPP単位です。
『前月との方向性』は前月と同じ動きか逆の動きかを示しています、
『前月とのボラ比』は前月と比較した場合の値幅です。
月足のチャートを見る限り5本線と25本線のみを見ると、今年が最もこの2つが接近しておりなおかつデッドクロスに向いそう。又、月足のチャートを見る限りヘッドアンドショルダー完成!いよいよユーロ暴落とも見えるのですが、一方でここ数年は 1.25 ~ 1.50 の間のレンジの様でもあり気持ち悪いところです。
意外な事に2005年以降は11月と12月は全て逆の動きになっています。一方値幅は前月と比較して同じかどうかといえばばらばらといえます。私はどうもこの『前月との方向性』が2005年以降逆になっているのが気になって気になって仕方がありません。
今週もウェリントンから為替相場が始まりました。GDスタートだったのですが、早くも先週終値を超えている状況です。今週は先週に比べて指標は少ないのですが、みなさん頑張ってまいりましょう!