今回、三條機械製作所を公開買付が実施されます。
買付者は村田商事とのことです。
村田商事・・・・とは
村田商事は、三條機械製作所の株式を取得及び保有することを主たる目的として設立された会社で、三條機械製作所の代表取締役社長である村田哲夫氏及び取締役である松崎仁氏がその株式の全てを所有し、村田哲夫氏が代表取締役を務めている。
この公開買付は、マネジメント・バイアウトの手法により、三條機械製作所の発行済普通株式の全てを取得し、三條機械製作所を完全子会社化し、非公開化するための一連の取引の一環として実施される。
このやり方は「CCC」を公開買付した手法と全く同じです。
「CCC」の社長が「CCC」の株を買い付けるために別会社を設立し、公開買付を行いました。
「CCC」は1株600円で公開買付しましたが、応じなかった株主に対し、最終的に同値600円で買い取りをおこないました。
最終的買付方法は「関西汽船」の時と同じ方法でした。
「家族亭」のように公開買付を行い、応じた株主のみ、公開買付を行い、応じない株主に対してはそのままの状態でのこし、「家族亭」を上場維持のまま子会社にしました。その結果、現在公開買付値をはるかに下回っています。
「三條機械製作所を完全子会社化し、非公開化するための一連の取引の一環として」とありますので「家族亭」のようなことになることはないと思います。