NYダウのチャートを眺めているとまだ下げ余地がある様に見える。
日経平均も年初来安値更新の後の下げ方は緩やかではあるが、海外投資家が市場参加者の過半を占めている以上、海外市場動向の影響を受けざるを得ないと考えれば、日経平均にもまだ下げ余地があると考える。
そうして日経平均のチャートを眺めていると、直近下げ続けているわけだが、8500円を割った後、陽線の日が4日ある。
下げ相場に対して、買い上がる買い方が存在していることを示していると思うが、この買い方は含み損を着々と増やしていることになる。
年金などの国内機関投資家などあるかと思うが、これもどこまでも買い下がれるわけではないだろう。
どこかで諦らめることになるだろうが、そこが大底になる可能性を考えてみたい。
リーマンショック後のTOPIX最安値 2009/3/9 700.93円割れまでは覚悟しているだろう。
しかしその下に明確な線が引けそうな感じがしない。
ババを引く役割を誰が担うのか。投げ売ってくれた時こそ、それを買うチャンスだが....
東京市場における個人投資家は、今や少数勢力だ。
個人投資家の動向が相場を支えることは出来ない。
やはり海外勢の買戻しを当てにするしかないのか?
海外市場の下げ止まりを目安にするしかなさそうだ。
今週、考えても、どうなるか分からないし、やっぱり、危ない。
今週も様子見継続が正解かな。