欧州問題相変わらず迷走中です。
米中にも愛想をつかされ、資金は集まらず、結局、中央銀行(ECB)に負担が集中するオーソドックスなリフレ策に絞り込まれつつあります。
あとはドイツの政治決断を待つのみです。
迷走によりユーロ圏の金利は上昇。 景気回復初動での金利上昇でユーロ圏の景気悪化が進めば、当然、ドイツの輸出にも悪影響が出る。
ドイツにも実害が及んできます。
それが、我慢の限界を超えるときが、ドイツが政治決断する時。
他のEU諸国からのブーイングで、ドイツが却って意固地になる可能性もあり、政治決断まで未だ、時間がかかるやも知れません。
でも、(ECBの役割に合理的屁理屈を付ける)決断だけの話なので、一気にケリがつく可能性もある。
ドイツにとってユーロ解体、EU統合の後戻りという選択はないのだから(あったらサプライズ)、結末は見えてます。
まあでも、欧州問題(ドイツ問題)は日本問題、中国問題に比べ軽微かも、です。 これらは両方とも左翼カルト絡みなだけに根が深い。 ある意味、宗教的で不合理ゆえ、行くとこまで行く可能性大です。
井上デフレの再現に注意(--; (これ、重要かも)