大手製紙メーカー「大王製紙」の前会長が、グループ企業から100億円以上を借り入れていた問題で、前会長が刑事告発されました。そして、特捜部が22日にも前会長を逮捕する方針を固めたことが、関係者への取材で分かりました。
「大王製紙」の井川意高・前会長。社内では「絶対的服従」の対象だった井川前会長を21日夜、会社側が特別背任の疑いで刑事告発しました。
会社側によると、井川前会長はグループ企業7社の幹部に指示し、指定した口座におよそ86億円を振り込ませてグループ企業に損害を与えたとしています。
井川前会長はこれまでにおよそ106億円を借り入れていましたが、そのうちおよそ21億円は現金で返済しています。井川前会長は借り入れた金のほとんどを海外のカジノで使っていたと見られていますが、社内調査に対し、明確な説明をしていません。
特捜部はすでに井川・前会長から複数回、任意の事情聴取を行っていて、関係者によると、前会長は特別背任の容疑を大筋で認めているということです。特捜部は22日にも、井川・前会長を逮捕する方針です。(21日22:58)
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この前会長。
博打打ちではありましたが、へぼ博徒でした。