日中韓FTA、、日本にとってはメリット低い。
中国、韓国とも通貨安誘導政策なのに、日本は通貨高政策だから。
この状態で貿易自由度を高めても、日本の国内産業がやられまくり、日本企業の中国・韓国シフトが進むだけ。
中韓の通貨安政策是正と込みでなければ、彼らとの自由貿易協定は互恵関係にはならない。
民主党政権は日中韓FTAとTPPの両方に力を入れることで、中国、米国のバランスを取るつもりでしょう。
しかし、これでは単なる風見鶏で、米国からの信頼を失う。
鳩山政権と同じ誤りを犯す可能性あり。
こういう風見鶏の弱者は、最終的に両方から食い物にされることになります。
中国の軍事的野心は無くなることはないのだから、米国シフトをもっと鮮明にすべきなのです。
それに、米国主導のTPP側には通貨安誘導政策の国はないのだから、日本の通貨高政策を正常化させさえすれば、日本にとって大きな経済メリットがあります(米国の金融政策は物価上昇率数%程度が目標になっていることからも分かるように通貨安誘導ではない。日本が通貨高維持政策だから、米国の正常な金融政策をドル安政策のように錯覚してしまうのです)。
つまり、TPPは、日本にとっては、安全保障上も経済利益上もメリット有りなのです。 また、そのメリットは自国の政策変更次第で得られる比較的容易なものです。
一方、日中韓FTAは安全保障上も経済上もデメリットが圧倒的に大きいです。 かつ、そのデメリットは、相手国の通貨安政策の変更も無ければ消せない困難なものです(そのうえ、日本の通貨高政策の変更も必要)。
中国・韓国が日本側に歩み寄って通貨安固定政策を止めてくれると思いますか? 日本の通貨高政策の正常化を黙って見過ごすと思いますか?
両国の反日教育のすさまじさ、歴史ねつ造のすさまじさを見る限り、それは期待出来ないですよね。
米国主導のTPPか、中国主導のFTAか、、、どちらに力を入れるべきかは、ドジョウの頭でも明々白々ではないでしょうか?
というわけで、アジアでは、日本は、中韓外交よりも対ASEAN、インド、豪州外交に力を入れたほうが良いです。
これは、経済上も資源確保のうえでも、安全保障上もシーレーン防衛の点でもメリット大です。
インド、豪州を交えた拡大ASEANを構築して、その中に潜り込むのが日本の安全保障上ベストウェイです(アジア版EU。EUが米国に頼らない対ロ安全保障同盟の意味合いを持つのと同様、拡大版ASEANは、米国衰退でも機能する対中安全保障同盟になりうる)
最近の中国傾斜、韓国傾斜は過剰すぎて、国益逆行。
(補足)最近の日本のマスゴミ(左翼系)のTPP批判は、巧妙な中国援護射撃、反米感情煽り。 左翼系カルトマスゴミの言うことは大抵、国益逆行。 日本国民を不幸にする。 左翼系マスゴミ(N●K、朝●、毎●)の言うとおりの政策をとって、日本人にプラスになったことは、ほとんど一つもない。 彼らには、『欺しても、まだまだ欺せる、日本国民』というたかくくりがある。