■仕事ぶり紹介と多彩な関係者
日本SFの父にして、未来を信じ続けた男・小松左京が今夏、急逝しました。社会現象となったベストセラー『日本沈没』の作者というだけでなく、大阪万博や花博などの巨大プロジェクトにも多く関わった、小松左京の業績の全貌を探るべく企画したのが本書です。
全体を2部構成とし、第1部では小松左京自身の仕事ぶりを、今回新発見となった全集にも入っていない短編小説、デビュー前に夢路いとし・喜味こいしのために執筆していたラジオ漫才台本、処女長編『日本アパッチ族』などのための貴重なアイデアノート、単行本未収録だった評論・インタビューなどで紹介。
また第2部では、小松左京に関わった多彩な人物(筒井康隆、瀬名秀明、萩尾望都、庵野秀明、松本零士、石毛直道、由美かおる、谷甲州、的川泰宣ほか、小説家・マンガ家・学者など計100人以上)の発言や、吾妻ひでお、とり・みきによる追悼マンガなどを収録。
さらには、マンガの神様・手塚治虫との、イベント会場限定だった対談の生音源をCD化して添付。バラエティーあふれる一冊となりました。
日本がさまざまな意味で閉塞(へいそく)した状況にある現在、驚くべきバイタリティーで、日本を地球を未来を、そして人類のことを考え、行動してきた小松左京という人物を知ることは、明日を生きるためのエネルギーになるのではないでしょうか。
それが、本書を編集している間に担当者が実感した思いでした。
完全読本 さよなら小松左京
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