鹿児島県徳之島で竜巻とみられる突風が発生し、住宅1棟が倒壊、3人が死亡しました。
18日午後7時半ごろ、鹿児島県の徳之島で竜巻とみられる突風が発生しました。警察などによりますと、住宅1棟が倒壊、家の中にいた男女3人は突風で飛ばされたとみられ、住宅から100~200メートルほど離れた場所で発見されましたが、病院で死亡が確認されました。死亡したのは男女2人の兄弟と、その知人男性とみられています。
近くに住む人は「大きなゴーという音がした」と話していて、気象台では「竜巻の可能性もある」とみて、19日以降、現地に職員を派遣して詳しく調べることにしています。(18日23:26)
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18日、鹿児島県徳之島で住宅が倒壊し3人が死亡した突風について、鹿児島地方気象台は「竜巻の可能性が高い」と発表しました。
警察の調べによれば、この突風によって18日午後7時ごろ、徳之島町轟木地区で木造の住宅1棟が倒壊し、中にいたとみられる吉田幸太郎さんら3人が100メートルから180メートル離れた場所まで吹き飛ばされ、全身を強く打って死亡しました。
このほか、住宅など7棟で一部が壊れる被害が出ており、気象台では竜巻やダウンバーストの可能性があるとみて19日、現地調査を行いました。
「車が飛ばされていることと、人も飛ばされたという状況から、ちょっとひどいかなと」(鹿児島地方気象台・長村一己防災気象官)
その結果、気象台では被害が帯状の範囲内にあったことや、「ゴー」という音が通過したという証言があったことなどから、「竜巻の可能性が高い」と発表したものです。(20日00:19)