昨日の米国株は反落した(DJIA -74.70, NASDAQ -21.53)。イタリア国債(5年物)の入札で落札利回りがユーロ導入後の最高水準である6.29%となったことでイタリアの財政負担が増加し、財政再建が難しくなるという懸念が改めて浮上したと解釈できる。
本日の日本株全般は冴えなかった。東証1部では、上昇銘柄数が499に対して、下落銘柄数は955となった。騰落レシオは86.80%。東証1部の売買代金は今年最低の7,200億円となった。これでは盛り上がれない。
TOPIXと日経平均も小幅反落した。短いながらもどちらも上ひげを引いているので、上値の重さを暗示している。主力株の売買が閑散としている。海外株式市場の動向に振り回される状況がまだまだ続きそうだ。
TOPIX -5 @730
日経平均 -62円 @8,541円