イタリア国債利回りは
10年債で6.7%まで低下
「持続不可能」な7%を下回ったことで安心感が出てきたようだ
要因として、
・財政安定化法案の可決確実
・次期首相にモンティ元欧州委員が有力
らしい。
市場は悲観と楽観の繰り返し
イタリアが信頼できるとなると、スペインに目が向く
状況は改善していないと思うが・・・
ヨーロッパのソブリン危機を考えると、
日本はなぜこれほどまで安定して低金利で国債発行を続けられるのか、
と、つい考えてしまう
・国内に余剰資金が多い
・国内での運用先が乏しい
と、国内に国債への需要が多いのは確か
しかし、GDP比200%、1000兆円の国債を本当に償還できるのか?
いくら自国通貨建てなので、困ったときには増税で財源確保可能、
インフレになれば相対的に債券価値は縮小するので償還可能、
確かにその通りだが・・・
まあ、やってみないとわからないが実際だろう
今は金利1%で借りられるので、利払いはざっと10兆円
もし7%になったら70兆円。無理
4%でも40兆円。無理
う~ん、借りられる今はいいが、
返すころには、できれば生きていたくないものだ
1件のコメントがあります
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デフレで過剰貯蓄の日本で国債の金利がもし上がるとしたら、国内に他に素敵な投資対象が出てきたときくらいじゃないかな?
つまりそれはインフレを伴った経済拡大期に突入してる証拠なので、当然赤字国債の発行額も減っていくと思われ…
つか、財政不安で日本の金利が上がるなら、もう上がってないとおかしいですよ。
もうこれはね、絶対におかしい。