イタリアは落ち着くか

[映画ずきのしんちゃんさん]

11月8日の日経平均は8655.51（-111.58）　基準線　転換線の下雲の下限8670も割り込んだ。ボリンジャー　TPの下MACD　RCIは下降。目先の節目を下抜けて下降基調。

ダウは12170.18（+101.79）　雲　基準線　転換線11957の上　ボリンジャー　プラスσの上　MACDは横ばい　RCIは下降。上昇基調を維持している。

ドル円は77.71　転換線　基準線77.55の上　雲の上限78.09の下　ボリンジャー　プラス２σの下　MACD　RCIは上昇。目先の上昇基調は維持している。

ユーロ円107.51　基準線の上　転換線の下　雲の中、ボリンジャープラスσの近辺　MACD　は上昇RCIは下降。目先上昇を維持。

ベルルシコーニ首相が辞任するとの報道で、欧州危機の懸念が少し後退、ＶＩＸ指数が３０を割り込みんだが、イタリアの国債の利回りは以前６．５％を越しており、危険水域にある。この間のＥＵ首脳のもたつきぶりを見る限り、簡単に欧州危機が去るとは思えない。イタリアの国債利回りが１７％にのれば、救済が具体的な話題に上るが、必要な額は、天文学的な数字に膨れ上がるはずであり、欧州危機は新たな檀家にはいってしまう。イタリアの政情にらみがしばらく続きそうだ。