IMF、イタリアを監視へ…信用不安の拡大抑制

faichiさん
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【カンヌ=永田毅】イタリアは、年金制度改革など財政再建の進み具合について、国際通貨基金(IMF)の監視を受けることを決めた。

 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のバローゾ委員長が4日明らかにした。イタリアの経済規模はユーロ圏3位だ。政局の混乱などで進んでいない財政再建を、監視受け入れを機に軌道に乗せ、信用不安の拡大を抑え込む狙いがある。

 イタリアの債務残高は2010年末時点で、国内総生産(GDP)の約1・2倍だ。イタリア国債の流通利回りは4日、年6・4%台まで上昇した。ユーロ圏各国が詳細を詰めている緊急支援制度「欧州金融安定基金(EFSF)」の機能拡充は、財政状態が悪化しているイタリアやスペインへの支援を念頭に置いている。

 

先進国の中で日本(約200%以上)の次に赤字を抱えているイタリア(約120%)です。これで本当の解決にはならないとは思いますが、ひとまず安心といったところでしょう。6ヶ月間は上限なしの融資をIMFから受けることができるのですから。

 

ユーロの問題は本当に根が深いものだと思います。

日本も早めに手を打たないとわれわれの生活に直結してくるのは間違いないと思います。

 

 

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