日本政府がついに為替介入しました。
日銀が、たった5兆円の追加緩和で、ハッキリと円高政策を続ける意志を示しているのに、です。
これでは、政府が円安化の為替介入をしても焼け石に水です。
為替がどうなるかは、日銀の通貨発行量次第。
それを円高方向のままにさせているということは、政府の本心も円高政策にある、ということです。
今回の介入は全くの茶番です。
円高対策をやっている振りをしているに過ぎない。
政府の本心は円高継続=不況継続で、それによりバラマキ拡大の声を上げさせ、バラマキ拡大のための増税に誘導したがっているのです。
バラマキも増税も、財務省(日銀の親分)や政治家の権限拡大、利権拡大になるのですから。
で、民主党政権で困るのは、マスゴミも彼らのお仲間(左翼仲間)が多く、利権チェックがゆるゆるになっている点です(民主党の議員とか秘書とか親類縁者とかはFXをやってないだろうか?)。
国民が、増税に厳しく、バラマキに厳しくなり、政府依存・たかり根性を無くさないと、彼らの思うツボになる。
政府とは、いざという時の保険であり、公正を守るための調整機関。
それ以上のものを求めても良いことはないですね。 それ以上の施策を掲げる政治家、官僚は胡散臭いです。
生活を豊かにするのは国民個々の努力ですべきで、そこまで政府に求めるとロクなことはないのです。
経済にフリーランチはない。
(補足)政府の役割が、『いざという時の保険』を超え、『公正を守るための調整機関』で無くなって来ると、経済は停滞し、国民は貧しくなっていきます。
『いざという時の保険』を超えると勤労意欲が低下するからです。
『公正を守るための調整機関』で無くなって来ると、ズルが得になり、真面目に働くものが居なくなるからです。 お互い疑心暗鬼になり集団力も低下します。
で、『いざという時の保険』を超え、『公正を守るための調整機関』で無くなって来る究極の政治体制が社会主義です。 社会主義とは官僚統制経済であり、権力集中(名ばかりの民主主義)であり、権力集中は必ず腐敗を招くのです。 でも、マスゴミ含めて政府の味方、広報機関に堕していくので衆愚にはそれが分からない。
良い方向に向かっていると錯覚させられ、奈落の底に落とされていくことになります。
自由経済とホントの民主主義を守ることが『最大多数の最大幸福』を実現する道。