私のような小規模会社をしている場合、退職金の
積立に小規模共済という制度があります。
毎月積み立てをして、退職時に積み立てたお金を
貰えるわけですが、先日、運用状況についての
お知らせが届きました。
平成22年度の利回りは0.87%と、1%以下でしたが
運用資産の内訳をみてみると国内債券が7割近くでした。
債券の内訳は国債、地方債、政府保証債、金融債、
社債、財投機関債など様々。
株式も運用しているようですが、保有割合としては
1割程度で、国内株式と外国株式で各5%程度。
かなり堅実な運用をされているようです。
これを読んで年金のほうも気になったので、
厚生労働省のホームページにある年金の積み立て運用に
ついても調べてみました。
すると、資産の構成割合は同じような感じで、
運用成績もそっくりなグラフになっていました。
これを見て私が感じたのは、個人でも毎月積み立て貯金を
している人は、株式投資に一極集中しなくてもいいと
思いました。
株のブログをしている人がいう発言ではないと言われ
そうですが、株の運用、売買スタイルが確立できて
いない人は特に注意が必要です。
ここ数年、株価は低迷が続いていますし、今後
すぐに明るくなるようなことは考えにくいです。
まして、闇雲に買った銘柄などは、含み益になるより
含み損となる可能性が高いです。
今の時代、資産運用という言葉は乱立していますが、
運用という名の投機を進めているところばかりなのが
現実です。
その点を、あなた自身がしっかり把握し、気軽な気持ちで
大切なお金を間違った投資先に預けないように注意して
ください。
http://saig.livedoor.biz/archives/2357791.html
内訳などの図入りの解説はブログで確認を。