相場判断やトレード判断に用いる「法則性」を考える上で役に立つのが「大数の法則」です。これは、経験上の確率と数学的確率の関係を示す確率論の基本的法則です。例えば、コインを投げた場合、次回が表か裏かは分からないけれども、100回も投げれば表裏がほぼ半分ずつになるといった具合だということです。他の例で言うと、サイコロを振って1が出る確率は、出来るだけ回数を振れば振るほど6分の1に近づくというものです。ポイントは何かと言うと、私達が様々なトレードを行う上での相場の判断ルールを構築する際に、この「大数の法則」はベー...