下記の内容がTBSより16日22時43分に報道されました
大手製紙メーカー、大王製紙の前会長がグループ企業からおよそ80億円に上る個人的な借り入れをしていた問題で、東京地検特捜部が会社側に資料の任意提出を求めるなど、捜査に乗り出していたことが分かりました。
この問題は「大王製紙」の井川意高前会長(47)が、グループ企業少なくとも7社から個人的に借り入れたおよそ80億円のうち、50億円が返済されず使途が分からなくなっているものです。
大王製紙は特別調査委員会を設置し内部調査を進めていましたが、東京地検特捜部が資料の任意提出を会社側に求めるなど、捜査に着手していたことが分かりました。
井川前会長は社内調査に対し、「株の投資に使った」などと説明したということですが、関係者によりますと、井川前会長はギャンブルが趣味だったということで、特捜部は刑事告訴を受け次第、本格捜査に乗り出すものとみられます。(