牛丼屋に強盗というニュースを良く目にしますが、なんとその9割はゼンショーが運用する「すき家」だとか。
この事態に対し、警察庁がゼンショーに異例の防犯対策強化を要請とか。
確かに深夜のすき家は一人勤務の店ってのも見るが、これ2人にしたら一気に経費アップとなって、利益圧迫すごそうだもんね。
とはいえ、強盗を行うやつ自体が悪いんであって、すき家を責めるのもどうかと思う。
子供が万引きで捕まって、「子供の手に届くところに商品陳列している店が悪い」って逆切れするバカ親がいる世の中だから、責められても仕方ないのかな?
対策としては、自動レジ集金機設置するかくらいしかないんじゃないかな。
「すき家」の強盗被害9割! 警察庁、異例の防犯対策強化を要請
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/111013/cpb1110131106002-n1.htm
大手牛丼チェーンを狙った強盗事件のうち、「すき家」の被害が全体の約9割と多発していることから、警察庁は13日、全国の警察本部に対し、過去に被害に遭ったすき家の店舗などに防犯診断・指導を継続して実施するよう求める通達を出した。運営会社のゼンショー(東京都港区)に対しても、防犯対策の強化を要請。警察庁は昨年11月にも同様の要請をしており、個別の企業に対する要請としては極めて異例という。
牛丼チェーンを狙った強盗事件は9月末までに全国で71件発生し、すでに昨年1年間の68件を上回っている。このうち、すき家の被害は63件(被害総額約656万円、検挙8件)と全体の約9割を占め、昨年1年間に発生した58件(被害総額約1190万円、検挙25件)を超えた。2回にわたって強盗被害に遭った店舗も4店舗あった。
2位は「吉野家」の6件(昨年9件)、3位は「なか卯」の2件(同1件)。食券方式の「松屋」は0件となっている。
すき家が標的となる要因として、警察庁では、夜間の勤務体制が通常、アルバイト店員の1人勤務▽店内に多額の現金を保管▽レジが出入り口直近に1台のみの店舗が多い▽人通りの少ない郊外にも店舗を構えている-などを挙げている。
平成21年ごろから、すき家を狙った強盗が目立ち始め、ネット上で「狙いやすい」「もはやATM」などの記述を見て犯行に及んだ容疑者もいたという。
警察庁では昨年11月、ゼンショーに対して防犯体制の強化を指導。一部店舗で防犯カメラの設置といった改善がみられたものの、大半の店舗では夜間時間帯の単独勤務が引き続き行われるなど、抜本的に改善されないことから、改めて12日にゼンショーの担当者を呼び出し、(1)夜間の勤務体制の強化(2)現金の適正な管理(3)防犯設備の設置・活用-などを要請した。
ゼンショーの広報担当の話「店舗ごとに異なる事情に併せて必要な防犯対策を講じている。防犯対策の強化の一方で、強盗が重罪であるという意識付けを図ることも必要だと思う」