DRAGON'さんのブログ
HSBC、韓国11支店を産業銀に売却か
記事を読んでいる限りではHSBC自体は今の所、噂だからノーコメントを貫いているらしいですが。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/10/2011101000387.html
”欧州最大の銀行HSBCが、韓国のリテール部門を韓国産業銀行に売却する方向で検討していることが9日までに分かった。金融業界は、HSBCが欧州の財政危機などで世界経済がさらに減速することに備え、先手を打つリストラに着手したとみている。
金融業界筋によると、HSBCは韓国にある11支店を産業銀に売却するため、同行関係者と最近、接触したという。金融当局者は「HSBCが本社レベルで世界的なリストラ計画を立てており、韓国のリテール部門からの撤退を決めたところ、営業網を拡充したい産業銀がHSBC支店の買収を提案したと聞いている」と述べた。産業銀では姜万洙(カン・マンス)産銀持株会長が買収交渉を直接指揮しているとされる。
今回のHSBCの支店売却をめぐっては、欧州の財政危機によるドル資金不足に備え、現金を確保するのが狙いではないかとの見方が出ている。フィナンシャル・タイムズによると、HSBCは保有するギリシャ国債の50%を損失処理した。韓国の金融当局者は「HSBCは韓国のリテール部門を拡大するか撤収するか決定すべき岐路に立っていたが、世界的に金融市場が行き詰まる可能性を念頭に置き、撤収を選んだ」と説明した。
HSBCは今年5月、世界でリテール部門の支店網を再編し、行員の10%に当たる3万人を削減することで、2013年までに年間35億ドル(約2680億円)の経費節減を行う計画を明らかにしている。それを前後して、HSBCはロシアのリテール事業からの撤退を発表し、米北東部でも195店舗を閉鎖した。
「世界の中のローカルバンク」というモットーを掲げ、87カ国に営業網を持つHSBCは、営業戦略を大きく変更した格好だ。
韓国の銀行役員は「HSBCが韓国で投資規模と比較して、相当額の利益を出しているにもかかわらず、撤退を決めたのは、世界経済の見通しを悲観し、保守的な戦略を立てているためではないか」と指摘した。
HSBCが韓国で展開する11店舗の資産は30兆203億ウォン(約1億9700億円、6月末現在)、預金残高は7兆1000億ウォン(約4670億円)で、うちリテール分野に当たる家計向け融資は2兆7000億ウォン(約1780億円)だ。
HSBC関係者は「リテール部門の売却説はうわさであり、それについてはコメントを差し控えたい」と話した。”
なんか記事に、あからさまな誤訳が有りますが無修正で転載しています。
まぁそれは兎も角、今の所は当事者の片一方が噂だと言っているので実際の所、どうなるかは分かりませんが。
欧州系の銀行なんで。なんかの参考になるかなぁと思って転載いたしました。
この情報をご利用の方は自己責任の方向で、お願いします。
PS.
姜万洙って何処かで聞いた名前だなぁってググってみたら、同姓同名の別人じゃなければ、韓国の企画財政部の長官やっていたやつだよなぁ。
…これ天下ってるのか?それとも単なる配置換え?
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