先日、友人が「カニをもらったから食べにおいで」と誘ってくれ、改めて本格的な秋の到来を感じた。
秋の味覚として有名な上海ガニ。淡水ガニで、とりわけ近年は江蘇省陽澄湖で獲れるものが人気だ。実際は同じ江蘇省の太湖産のカニなどもなかなかの味らしいが、陽澄湖人気にあやかり、今は他の産地のカニでもシーズン前に短期間だけ陽澄湖に「放たれ」、あたかも陽澄湖で獲れたかのようにして売られているという。
中にはこの「水浴び」さえせず、単に陽澄湖岸の魚河岸を経由しただけの「陽澄湖ガニ」もあるらしい。関連産業が今年、150億元(約1810億円)規模に達するとの予測も誇張ではないのだろう。
その高い人気から、市場での小売価格も1キロ600元以上。太湖産の4倍を超える。北京には陽澄湖ガニだけを扱う店がいくつもあるが、淡水ガニはいけすから直接売られ、旬は2、3カ月なのだから、その粗利はかなりのものに違いない。
ここ2年ほどでは、シーズン前にカニを割安な価格で確保できる「カニ券」なるものも登場し、ギフト券として普及中だ。ついには店を持たず、この「カニ券」だけを扱う業者も出現。起業が簡単な新型ビジネスとして人気を集め、その数は北京だけでもすでに1000を超えているという。
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