お笑いコンビ、ダウンタウンが、11月5日スタートのNHK「松本人志のコント MHK」(第1土曜後11・30)で10年ぶりにコント共演することが2日、分かった。松本人志(48)のNHK初レギュラー番組の初回に、相方の浜田雅功(48)が友情出演。このほど行われた収録で、浜田相手にボケ倒した松本は「最後のテレビコントになるでしょう」と宣言した。お笑い界の大御所による貴重な映像は、話題を呼びそうだ。(サンケイスポーツ)
10年の歳月を経て、ダウンタウンの人気を不動にしたコント芸が復活!
2人のコント共演は2001年10月放送のフジテレビ系「ものごっつええスペシャル」以来。今回、松本がNHKで初のレギュラーとなる「MHK」の初回ゲストに浜田を迎え、同局でのコント初披露も合わせて、10年ぶりに“解禁”された。松本の単独番組に浜田が友情出演するのも初だ。
きっかけは「MHK」の企画会議だった。囚人役でCMに出演する俳優と、こだわりすぎる演出家との噛み合わないやりとりをネタにしたコントが誕生。アホな要求にイラッとする俳優役を考えたとき、松本が「浜田かなぁ」とつぶやき、満場一致で決定。放送作家を通じ、オファーを受けた浜田も「俺が(演出家役の)松本に振り回されればええんやな」と快諾した。
収録は先月30日に東京・渋谷の同局で行われ、本番では笑いのハプニングが連発。演出家役の松本と本人役でコントに登場する浜田は、14分間に及ぶ久々とは思えない絶妙な間を披露。「もう1回やったほうがいい」とこだわる松本の希望で臨んだ2回目、ノリノリモードに突入。互いのリアクションに笑いを我慢する場面が連発し、カットの声がかかった瞬間、松っちゃん、浜ちゃんは「コントは難しいわ~」と充実した笑顔を見せた。
収録後、浜田は「10年ぶりって感じでもないです」とあうんの呼吸をアピール。一方の松本は、「(浜田)“らしさ”を出してくれた。ノーギャラでよくあそこまでやってくれました」とジョークを飛ばした。
また、「MHK」にかける思いについて「テレビコントとしては最後の仕事になるでしょうね。体力もあるし」と衝撃宣言が飛び出したかと思いきや、「いつかこんなコントをやりたいなぁと考えたときに、『ああ、浜田かな』と思うことはあるかも」と再共演の可能性も示唆した。
秋の夜長、大物コンビのレアな映像に国民はくぎ付けになりそうだ。