NZの国債格付けが引き下げられたらしい。ユーロ安に連動する豪ドル安が、国債発行に危険信号を発したようだ。1ヶ月ほど前に、証券マンから豪ドル建ての○○の購入を勧められていたが、これを想定していたのだろうかと邪推している。
結局、ドル余りにしてもインフレにはならないし、日本が赤字国債を発行しても円安・インフレにはなっていない。一方、貿易自由化は、やはり、新興国には利益が大きかったことになるので、日本がODAとかで国際投資した事は、黒字化に寄与していることになる。(別の所にメモしたが、今後の東南アジアに企業活動が展開される基盤作りになった)
かつて、日本が土地バブルで、繁栄と暴落を経験したように、アメリカが金融バブルで失敗したのを見ているはずの中国は、最近のインフラバブルとでもいうような国家による経済活動が一種のバブルを形成していることに、思いをはせる必要があるかも知れない。需要増によるインフレでない限り、それはバブル以外の何ものでもない、と素人評論家は思う。(陰で活躍する○○集団はどう考えているのだろうか)
いずれにしても、コントロールされた金余りは、必ずしも需要・消費を活発化させないと分かっている限り、インフレには至らないし雇用活発化にもつながらないと、そろそろ判断しても良いのではないか。
* 投稿前の点検で、以下、株価と直接関係なしと判断した。思いつきをメモり続けている。
鍵は、食糧・人口問題、エネルギー・資源問題、そして環境問題になってきたように思われる。これらの問題は、発展途上国と先進国で、考え方と利害がそれぞれ真逆となっているので、極めて解決困難な問題といえる。ユーロ危機に見られるように、先進国内で経済の発展を図ることには限界がある。
経済の発展が貧富の差を生むことは、マルクスの時代から言われ続けていることだが、同時に共産主義も「理念が経済活動を発展させることにはならなかった」と毛沢東死後の中国が示している。
現代経済学では、どんな方法が残されているといっているのか、知りたいものだ。
風邪による頭痛で寝込むことが多くなり、体力が落ちてきたことを実感しているが、10年後20年後の世界を見たいという気持ちが強くなれば、体力作りもしようという気になるだろう・・・。
そのために、今、試行錯誤しているような気がしてきた。(風邪が治りつつあるらしい・・・)