NHK 新潟県のニュース 新潟放送局
胎内の堆肥埋設に県が再考要請
国の目安を下回る放射性セシウムが検出された堆肥について、胎内市は市の所有地に埋め立て処分することを
決めていましたが、新潟県が 「廃棄物処理法に違反するおそれがある」 と指摘して、再検討するよう求めて
いることがわかりました。
胎内市の 「黒川堆肥センター」 で8月、堆肥から国の目安の1キログラムあたり400ベクレルを下回る
330ベクレルの放射性セシウムが検出されたためおよそ1200トン分を敷地内の施設に保管しています。
これについて胎内市は周辺の住民の了解を得たうえで、センターに隣接する市の所有地に埋め立て処分する
ことを決めていましたが、新潟県が 「処分場以外の埋め立ては廃棄物処理法に違反するおそれがある」 と
指摘して再検討するよう求めていることがわかりました。
これを受けて、胎内市は全体の4分の1にあたるおよそ300トンの堆肥についてセンターの近くにある市が
所有する農機具の倉庫などに袋に入れて保管することにしました。
しかし、残りのおよそ900トンについてはほかに保管することができる施設が見つからないため、最終的な
処分方法が国から示されるまで一時的に埋め立てて保管することができないか検討していますが、周辺の
住民や県と改めて協議したうえで、来週中にも最終的な結論を出したいとしています。
これについて、新潟県の泉田知事は、 「放射性物質が含まれているかどうかとは関係なく、堆肥は、指定された
処分場以外には埋め立ててはいけないということだ」 と説明しています。
09月30日 13時37分
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