昨日の米国株は4日ぶりに反落した。欧州債務問題の要となるであろう欧州金融安定基金(EFSF)の機能拡充をドイツ議会が29日に採決するので、様子見をしたい投資家が多かったためであろう。毎日欧州債務問題で株式市場が一喜一憂している。呆れながら見ているが、まだ当分続きそうだ。
これを受けて安く始まった日本株全般は、ユーロ安が反転すると後場には切り返し始め多くの銘柄が反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,360に対して、下落銘柄数は200となった。騰落レシオは116.96%。
TOPIXも日経平均も陽線で反発し、10日移動平均線を回復した。時の利は買い転換した。TOPIXは25日移動平均線も回復したが、日経平均はまだ25日移動平均線の下に沈んだままだ。
TOPIX +8 @762
日経平均 +86円 @8,701円