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特定口座損益が実際の損益よりも少なくなるわけ


特定口座損益が実際の損益よりも少なくなるわけ 特定口座損益が実際の損益よりも少なくなるわけ   それは手数料などの取得に係る費用を考慮した取得単価を算出する際に1円未満を切り上げるからです。たとえばある銘柄を100円で1万株買って手数料1050円払ったとしましょう。手数料を考慮した取得単価は、100.105円となりますが、税法上の取得単価は1円未満を切り上げて101円となり、取得コストは101万円となります。これを102円で売り付け手数料2100円を払ったとすると、売却収入は、102万から2100円を差し引いた額となります。   特定口座損益 = 売却収入 ー 税法上の取得コスト = (1,020,000 - 2100) - 1,010,000 = 7,900  実際の収入 = 売却収入 ー 約定額 ー 1050 = (1,020,000 - 2100) - 1,000,000 - 1050 = 16,850 そういうわけで、特定口座損益は実際の損益よりも小さくなるのです。 確定申告を行う場合(特定口座・一般口座)も同様の計算となります。http://www5f.biglobe.ne.jp/~shirokumakun/mame1.html
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