NYといっしょにどこまで下げる

昨晩のNYは、非製造業の指数の悪化を受けて大幅安12265。日足では転換線を大きく割り、週足は雲を大きく下抜け、月足もついに転換線を切ってきた。完璧な下降トレンドであるが、週足の遅行線が雲とぶつかっているところでぴたりと止まった。しかしこれからさらに雲の上限をきってくれば、雲に突っ込んで、11700ドル近辺の最安値を試しにいくことになる。長期的には月足の転換線12429を回復できるかどうかが今月の焦点になるのではないか、月の終値で転換線をきれば、03年7月以来の上昇トレンドの終焉の宣告となりかねない。
日経平均は600円超えるおおはばの下落。日足の転換線をわているが、月足がついに雲に突入。月足遅行線が基準線を割ってきた。日足、週足には、止まるための節目がなくなっており、雲の上限を月内に回復できないと、雲の下限12000ぎりぎりまで雲の中をじりじり下げかねない様子になってしまっている。週足、月足のボリンジャーのバンドがさらに広がる気配になっているのが気になる。月足、週足のRCIも底にはりついているままあがる気配がない。
 前にNYがこれ以上下げなければ、日本はこのあたりが底ではないかと期待していたのだが、見事に裏切られた。NYがどこまで下げるか、いつさげどまるか、がすべてだろう。
こんな状況で日本が議長をつとめるG7は一体何をするのだろうか。何も期待はしていないが、「たいしたことない」なんていって、世界市場をめちゃくちゃにしないことを切に祈っている。 
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