カゴメ、カルビー、ロート製薬の3社は、東日本大震災で親を亡くした子供たち(震災遺児)の大学進学を支援するため、入学金や授業料など学費を全額負担する奨学基金「みちのく未来基金」を10月に設立するそうです。
基金の設置期間は、現在0歳児の遺児が大学院を修了するまでの25年程度を想定しており、民間企業としては異例の長期支援に取り組むようです。
来年3月以降に高校を卒業して大学、短大などに合格した震災遺児が対象で、年間300万円を上限に入学金、授業料を全額負担するそうです。
大学の奨学金は返済が必要なケースが多いですが、同基金は返済が不要で、支給対象者の上限人数を設けず、震災遺児の進路に応じて支給額や期間が変わるのが特徴だそうです。
震災遺児は約2千人にのぼるとみられ、3社は初年度に3千万円ずつ拠出し、段階的に拠出金を増やし、基金総額は40億円を見込んでいるそうです。
良い取組みですね。
それにしてもこの3社、どういう結びつきがあるんでしょうね。