細野大臣が IAEAの総会で、工程を前倒しして 年内に冷温停止の達成の予定と表明したとか。
『冷温停止=原子炉内の温度を安定して100℃以下に保つ』…これって メルトスルーしていないことが前提じゃなかったのかな?
圧力容器の底が抜けて 核燃料が原子炉内にどのくらい残っているのかすらわからないのに、冷温停止って…意味がわかりません。
さらに野田首相も、23日の国連総会演説で、事故収束の年内達成に言及する方針との話も。
現場では、まだ線量が高過ぎて まともに建屋に入れないという話なのに、工程ありきで話を進めるとは信じられない。そういう発表ばかりしていれば、収束も間近だと思ってしまう人が増えるでしょう…。
最近の 現場の作業員の方たちの状況が、ニュースに載っていました。
これだけ見ると美談で終わってしまいそうですが…東電からの 彼らへの食事の無料提供が 打ち切られたみたいです。こんな事故の後こそ、もっと現場を大事にしなければいけません。