細野大臣は、冷温停止の意味をわかってるのだろうか…

母犬さん
母犬さん
細野大臣が IAEAの総会で、工程を前倒しして 年内に冷温停止の達成の予定と表明したとか。
『冷温停止=原子炉内の温度を安定して100℃以下に保つ』…これって メルトスルーしていないことが前提じゃなかったのかな?

圧力容器の底が抜けて 核燃料が原子炉内にどのくらい残っているのかすらわからないのに、冷温停止って…意味がわかりません。

さらに野田首相も、23日の国連総会演説で、事故収束の年内達成に言及する方針との話も。

現場では、まだ線量が高過ぎて まともに建屋に入れないという話なのに、工程ありきで話を進めるとは信じられない。そういう発表ばかりしていれば、収束も間近だと思ってしまう人が増えるでしょう…。

最近の 現場の作業員の方たちの状況が、ニュースに載っていました。


これだけ見ると美談で終わってしまいそうですが…東電からの 彼らへの食事の無料提供が 打ち切られたみたいです。こんな事故の後こそ、もっと現場を大事にしなければいけません。
2件のコメントがあります
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母犬さん
為替少年さん

コメントありがとうございます。
(お返事 遅くなってすみません)

私はよく福島第一原発で復旧作業にあたる作業員の方のツイート見てるのですが、現場では 政治家や東電幹部がTV等で発表するのを聞いて
『へ?いつそんなのが決まったんだ、聞いてないよ
となるのが常らしいですね。

どんな組織も 多かれ少なかれ上と現場の意識の乖離はあるでしょうが、原発事故に関しては その程度が酷すぎて、報道を聞いているだけで 力が抜けてきます…。
細野さんは圧力容器下部の温度を100度以下に保つと言っています。
核燃料は既に溶けて圧力容器にはないので100度以下にすることは出来る。
そーいう詭弁ではないかと推測します。
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