最新の関西電力の発電コスト。
原子力が最安で、1kwh・5.3円。
次に安いのが、LNG(液化天然ガス)で6.2円。
ところが、これが逆転する可能性が出て来ました☆
日本のLNGは、インドネシアとかアジアから調達していますが、この値段は原油価格と連動しています。
対して米国のLNGは、NY・天然ガス先物価格で決まっています。
(今、米国ではシェールガスの生産が活発化。価格は下落傾向にあります。
2年前には6~7ドルしていた価格が、今では4ドル前後)
そして米国内で生産されるエネルギーは、国家戦略で原則輸出は不可でしたが、
今回日本向けにLNG輸出が許可される方向の様です。
そうすれば米国産LNGは、アジア産の約4分の1の価格で入って来ます☆
分散調達で、全量を米国産という訳には行かないでしょうが、
輸入量の3分の1を米国産と仮定すれば、LNG発電コストは約4円前後まで下がることになるでしょう。
原子力発電より発電コストは格段に安価になります☆
ちなみに東京都は、独自にLNG発電所の建設地を物色中。
東京湾沿岸に5箇所の候補を検討中だそうです。
欧州不安でゴタゴタの連続ですが、
世が世なら・・・今日辺りはLNG祭りのお囃子が流れていたハズなのに゜゜゜