老後の理想の住まいを求めて

AAI Fundさん
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19日は敬老の日。少子高齢化が進む中、老いの住まいをどうするかも悩みの一つだ。地域や家族、親族との絆を失わず、老後を過ごすための住まいを求める動きを追った。(村島有紀)

 ◆自由に設計

 「自分らしく日常生活が送れ、かつ地域にも開かれた生活が理想」と話すのは、茨城県龍ケ崎市の今美(いまみ)利隆さん(60)、久美子さん(61)夫妻。有料老人ホームと分譲マンションの利点を併せ持つ住宅「龍ケ崎シニア村」の住民兼管理人だ。

 利隆さんは51歳のときに大手電機メーカーを早期退職し、同市に帰郷。理想の老後の住まいを模索し、住民の出資金で自由に住まいをつくるコーポラティブ方式のマンション建設を始めた。

 夫妻の思いに共鳴した56歳から86歳まで29世帯が集まり、体の具合や生活スタイルに合わせて設計。平成19年11月に第1期が完成し、現在第2期を建設中だ。

 特色は住宅内のサービスが“自治”で決まることだ。食堂では、有料で3回の食事を提供していたが、朝食のニーズが低いため昼と夜の2回に改めた。一方で、病院、スーパーなどを回る自動車運転サービスは定期運行だけでなく、必要に応じて好きな場所に行くこともできる。

 「建設段階から顔を合わせているので入居者は全員が知り合い。サービス内容の意見集約に苦労しましたが、今は『やりたい人ができることをやる』という方針で落ち着いた。東日本大震災では断水したが、動ける人が水を運ぶなど助け合った」と久美子さん。

 ただ、震災時には地域の人が誰も訪ねてこず、地域交流の必要性を痛感した。第2期の住宅では、町内会に加入し、多くの人が集えるコミュニティーカフェの運営などを行いたいという。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
AAI Fundさん
老後が不安ですね....
(退会済み)

こんにちは。

 

老後。

一人で暮らすか。

集まって暮らすか。

 

むかし、

真ん中に丸い共用ホールがあって、そこから放射状に各人の個室がくっついている、

マージャン好きの人たちが住む家を見たことがあります。

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