パナソニックは15日、同社製の充電式電池「EVOLTA(エボルタ)」を動力源とした小型ロボット「エボルタ」が、ハワイでトライアスロンに挑戦すると発表した。
エボルタは来月24日から、総距離約230キロのハワイ島のトライアスロンコースに挑戦。水泳(スイム)・自転車(バイク)・長距離走(ラン)の3種目を行うため、3種類のロボットを用意する。1週間以内でのゴールを目指し、充電時以外は24時間休まず走り続ける。
挑戦に使う充電式電池は来月21日に発売。充電回数は約1800回と従来品より200回増やした。
ロボットクリエイターの高橋智隆さんは「3種目をこなすということで3台作った。エボルタが泳ぐのは初めてで、非常にチャレンジしがいがある」と話した。
エボルタの挑戦は今年で4回目。これまで米国のグランドキャニオン登頂や東海道五十三次走破を達成した。