映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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ダウ節目を守れるか

日経平均は8535.67(-201.99) 雲 基準線 転換線の下、 ボリンジャーマイナス2σの下、 バンドが広がっており、MACD RCIは下降。窓をあけて下落。震災後の終値を下回った。ダウが下げ止まったくれたので、いったんとまるかもしれないが、ただし下落の勢い自体は強まっており、下値に節目がないため、状況が悪化すれば震災後のざら場安値8227を試す展開になりかねない。

ダウは11061.12(+68.99) 雲 基準線 転換線の下、 ボリンジャー マイナスσの内側、 MACD RCI は下落。週足の雲の下限11000付近で長いひげが何本もでており、このあたりの抵抗帯でなんとか下げ止まっている。この水準は月足の基準線も走っており、大きな節目になっている。しかし、これを守れないと基調が悪化する瀬戸際である。

ドル円は77.23 雲の下 基準線76.89 転換線77.12のすぐ上。 ボリンジャー TP76.90のすぐ上。MACD RCIはなお上昇。短期は方向感に乏しい停滞状況。ただし週足月足はいずれも円高基調なので、一時的にドルがポジション調整で若干買い戻されているとみるほうがよいかもしれない。

ユーロ円105.61 雲 基準線 転換線の下 ボリンジャーマイナス3σの近辺でバンドが大きく広ががっている。 MACD RCIは下降。一時103円台をつけて少し戻したが、下降の勢いは依然極めて強く、下げ止まった気配はない。

ユーロは103円に突入するなど、100円、1ドルが目前に迫ってきた。ドル円は当面落ち着いているが、基調がドル高に変わったわけではない。一応ギリシャのデフォルトがマーケットに織り込まれつつあるように思われ、ギリシャ国債を保有する銀行への手当てがきちんと行われることがはっきりして、ユーロ圏の債務危機がこれでとまれば、ダウもこの水準を守れきれることが期待できるのではないか。しかしイタリアなどに広がったりする危険がなくなったわけではなく、早急に安定基金の抜本的な強化などの対策がとられるまでは、リスクマネーが株などに本格的に戻ってくることは期待薄だろう。もっともアメリカの経済指標が改善してくるかどうかも要注目であり、さらに悪い数字がでてくれば、節目を割り込む懸念も残っている。
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