為替少年さんのブログ
横浜市広報 放射線特集
そんなものが今朝の朝刊に混ざって届いた。
事前に今日、そーいったものが届くと知っていたが、内容はやはりいい加減なものだった。
「汚染はそれほど長期間続かないでしょう」との一文・・・
なんの根拠も示さずに長期間続かないと書かれてあった。
福島原発の処理も全く目途が立たず、8月に、新たに岩手や東京で半減期が8日のヨウ素131が暫定値を超えるレベルで検出されている。要は相変わらず放射能漏れは止まってなく、人体に影響を及ぼすレベルの放射能が我々の傍に存在しているという事実がそこにある。
神奈川県でとれた食物や加工品(東京や福島県などの12都県共通だが)に対して多くの国が輸入禁止や輸入制限を設けている。また、それ以外の県は12都県の生産物でないとの政府の証明書を求められている。そんな事実も無視して、大丈夫、心配なしといったような内容になっている広報だった。農業や漁業などを守りたいという心情は判る。しかし、ほとんどの貿易相手国が日本のものは危なくて食えないから輸入するなという姿勢を示しているのに、市民に対してそれを食えという姿勢はいかがなものか。福島の農作物を食べて復興支援しようという動きはあるが、一方で福島の農家の中には汚染されているから食べないでと(自らの収入を断つのに)いう意見もある。しかし、これらの事実を知らない人は広報を信じてしまう。
横浜市はこの広報に1千万円使ったとの話がある。
税金を払うのがバカらしく思える広報だった。
※昨日、チェルノブイリハートという映画を観たので、私自身、ちょっと敏感になりすぎているのか?と思わないわけでもありません・・・
最近、日記に相場の話を書いていない。
本来、そういう場なので、いかんなぁと反省しております。