本日のドル円ですが、アジア時間は小幅な動きで大人しく推移していました。
昨日のトリシェECB総裁会見から政策金利の利上げの可能性が無くなり、ユーロ円が続落しています。
本日のアジア時間に若干戻しましたが12時頃からまた下落していき、
リスク回避から円とドルが買われています。
ドルは欧州に入り上昇していき現在日足の基準線で止まっています。
ドル円が更に上昇するには、日足のレジスタンスをブレイクしていく必要があります。
来週にかけてユーロ懸念が広がっていくとドルは底固く推移するのではないでしょうか?
日足のレジスタンスラインには雲の下限も控えていますので、一気に抜けていくことは
考えにくく、一旦は売られると思います。(介入などが無ければですが・・・)
ですが、週末にG7が控えており安住財務大臣が『円高について議論する』との言葉に
ガイトナー米財務長官が『G7会議で協調行動は実施されない、劇的な変化はない』と発言w
何もないかもですが、一応注意した方が良さそうです。
4時間足では8/19日 20:00時からのサポートラインがあり、更に200日線と基準線を抜けたことによりこちらもサポートされており、
現状買うより、時間足の9/9日 17:00時からのサポートラインと4時間足基準線の
77.30円~77.40円辺りが戻りの目安と考えています。
ただ日足をレジスタンス超えるまでは売りトレンドですので
大きく取りに行かないようにしたいです。